仕事が精神的にきついとき、
「会社行きたくない」
「早く休みたい」
「もう仕事やめたい」
そんな気持ちが出てきてしまうこと、ありますよね。
今回は、仕事が精神的にきついと感じているときの乗り越え方についてお答えしていきます。
春を迎え、新社会人としてまたは転職先で新たな生活を送ることになった方は多いのではないでしょうか。
心機一転、最初は張り切って仕事に臨むものの、何かしらの壁にぶつかって精神的負担を感じるときは誰しもあるでしょう。
そこで、この記事では、以下の内容を解説していきます。
- 仕事が精神的につらいと感じる原因と対処法
- 最初は避けてほしい乗り越え方
- 見逃してはいけないサイン(精神面)
仕事が精神的にきついときの乗り越え方を知りたいと思っている方だけでなく、正常なときの仕事の臨み方としても役に立つ内容となっています。
ぜひこの記事を参考にしていただき、心身ともに健康な社会人生活を送る手助けになれば幸いです!
まず、仕事のどの部分がきついと感じているのか、それを明確にすることが大切です。
自問自答しながら、当てはまりそうな項目をチェックしていきましょう。
当てはまる項目に関して、どのような対処法があるのかも合わせてご紹介します。
仕事内容
「そもそも仕事内容がきついと思う会社に就職しないんじゃないか」
そんな言葉が聞こえてきそうですが、入社後に仕事内容がきついと感じることは大いにあり得ます。
仕事内容が精神的にきついと感じる要因は、入社前と入社後間に生じるギャップが最も考えられます。
- 希望していない部署に配属された
- そもそも職種が嫌(例:営業職→飛び込み営業がつらい)
- やりがいを感じない
仕事内容を改善するには、まず社内で完結する方法を考えましょう。
- 部署変更を願い出る
- 仕事後のご褒美を設定する
- 社内の人に相談する
人間関係
どんなに好きな仕事でも、関わる人との関係が悪いと、精神的にきついと感じてしまいます。
そうなると、仕事上で欠かせないコミュニケーションにおいて、「そもそも関わりたくない」という弊害が生じ、何気ないコミニュケーションでもハードルが高くなります。
対象:お局的な人、上司、後輩、横柄なクライアント等
- 必要以上に顔色をうかがってしまう
- 言葉が詰まる
- 冷たい態度をとってしまう
冷静に善悪を分け、「どの人のどこが嫌なのか」を分析しましょう。
- 自分に非があるのであれば、態度を改める
- 極力かかわらずに済む方法を模索する→オンライン(メール、チャットなど)で極力済ませる
- 上司に相談する→部署移動など、何かしら人を動かす権限を持っている人に持ち掛けるとなお良し
報酬(給料・ボーナス)
報酬の内容が見合っていないと捉えている場合は、仕事が精神的にきついと感じることがあるでしょう。
仕事をするうえで、報酬は大きな目的であるからです。
給料が低い・割にあっていないと感じている場合、
- 欲しいものが買えない
- 贅沢ができない
- 貯金が十分にできない
すぐに給料を上げることは、一般的にはとても難しいでしょう。
まずは、報酬以外からアプローチしていく方が合理的です。
しかし、どうしても経済面を解決したい場合は、以下のことを実践しましょう。
- 生活費を見直し、節約する
- 給料交渉をしてみる(実績があれば)
- 副業をする
労働時間
どんなに好きな仕事であっても、働く時間に対して不満を持っていると、集中力や仕事のパフォーマンス力は下がり、心身ともに疲労が溜まります。
仕事内容自体が好きではない場合は、集中力やパフォーマンス力の低下は尚更早まるでしょう。
労働時間の長さだけでなく、出勤や退勤の時間帯も影響があるでしょう。
- 残業時間が多い
- 朝が早いor終わる時間が遅い
診断書があれば、より有利な交渉が期待できます。
- 出勤時間の調整や時短勤務を願い出る
- テレワークを相談する
仕事が精神的にきついと感じるとき、退職を真っ先に実行するのはやめましょう。
後先考えずに仕事を辞めてしまうと、次の仕事探しに苦労したり、経済面でも悪影響を及ぼす可能性があります。
まずは、なるべく社内で解決できる方法を考えましょう。
たとえば、時短勤務や部署移動、休職など、方法は様々です。
しかし、どうしても仕事を辞めたい場合は、次の仕事を見つけてから退職を願い出るようにしましょう。
精神的に負担がかかっている状態で仕事をしていると、体からSOSが出ていることがあります。
手遅れになる前に、主に下記3点のサインが現れていないか、自分の胸に手を当てて、確かめてみてください。
- やる気が起こらない
- 気分の落ち込みが続く
- すぐイライラする
精神面が健康でなければ、仕事にも支障をきたす場合があります。
すぐに解決できることではないかもしれませんが、無理をせず、自分の健康を第一にしましょう。
さらに、精神面以外にも、身体面からサインが出ている場合もあります。
主なサインは以下の通りです。
- 出勤前に体の異変を感じる→涙が出てくる、吐き気がする
- 暴飲暴食
- 眠れない
気軽にできるストレスチェック
厚生労働省主催で、職場でのストレスチェックができるサイトが運用されています。
精神面から身体面まで57問回答する所要時間およそ5分のセルフチェックです。
診断結果はこまかく分析され、PDF保存も可能なので、あとで見返すこともできます。
ぜひ一度試してみてください。
今回は、仕事が精神的にきついと感じているときの乗り越え方についてお伝えしました。
私は精神的な余裕が少ないとき、仕事をする目的を再確認します。
本来、仕事は「幸せな生活を送るため」におこなうものだと、私は考えています。
こういう風に捉えると、自分そして関わる人たちがどう幸せにつながっていけるかをより考えるようになり、気分は少しずつ良くなっていきます。
誰もストレスは抱えたくないし、ハッピーな気分で毎日を過ごしたいはずです。
仕事に翻弄されそうになったら、人間本来の幸せというものを考えてみるのも一つの手ではないでしょうか。