【体験談】なぜ車の運転は怖い?ゴールド免許取得者が詳しく解説!!

もうすぐ春になろうとしています。

新生活を迎えると、車の運転を始める方も多いはずです。

しかし、同時に「車の運転が怖い」と思う方もいらっしゃるでしょう。

「事故を起こしたらどうしよう」

「自分を信用できない」

「過去に運転時のトラウマがある」

今回は、そんな悩みに、週5回運転するゴールド免許取得者がお答えする記事です。

この記事では、以下について解説します。

  • なぜ「車の運転が怖い」と感じるのか
  • 車の運転時に抱える「怖い」という気持ちは必要なもの
  • 車の運転時に心がけるべきこと

運転免許を取得したばかりの初心者の方だけでなく、久しぶりに運転をするペーパードライバーの方にもオススメの内容となっています。

ぜひこの記事を参考に、車の運転への捉え方が良い方向へ向くと幸いです。

なぜ「車の運転が怖い」と感じるのか

「車の運転が怖い」と感じてしまうのには、主に3つの理由が挙げられます。

  1. 他の乗りものに比べて操作手順が多い
  2. 過去に運転へのトラウマがある
  3. 特定の操作に対し苦手意識がある

「なぜ運転が怖いのか」を分析していくと、運転に対して警戒しすぎることが減るでしょう。

1つずつ詳しく解説します。

他の乗りものに比べて操作手順が多い

車は自転車やバイクなどに比べて、操作手順が多いため、最初は運転を怖いと感じるでしょう。

車自体が精密に設計されており、箱のような空間になっているため、視界が限定されます。

そのため、安全へ配慮すると、おのずと操作手順も多くなります

例えば、車をバック駐車するときは、バックする場所はもちろん、周辺を目視・ミラーの両方を使って駐車する必要があります。

自転車やバイクを駐輪するときは、車と同じレベルで目視とミラーの両方を駆使する必要はそこまでないでしょう。

車の設計上と安全への配慮を考えると、運転にはどうしても1つ1つの手順を細かく踏んでいく必要があります。

操作手順の多さに慣れるまでは、運転に対して不安はどうしても付いてくるでしょう。

過去に運転へのトラウマがある

過去に車の運転へのトラウマがある人も、久しぶりに運転するときは怖いと感じます。

「運転してるとまたあの日のようなことが起こるんじゃないか」と思ってしまうためです。

左折がトラウマであれば、左折をするたびにあの日の状況がフラッシュバックされるでしょう。

車の運転に対するトラウマを治すための最善策
  • 車の運転経験を重ねる
  • 車自体を今後一切運転しない

このどちらかしか、方法はありません。

車の運転をどうしてもしなければいけない場合は、怖さとは一旦お友達になりましょう。

特定の操作に対し苦手意識がある

特定の操作に自信がないという人も、車の運転に対して怖さを感じるでしょう。

自動車学校や路上運転での経験不足が主な原因だと考えられます。

右折に自信がないと感じる場合、特に「自分の車と対向車との距離」に十分気をつけなければなりません。

自信が持てない操作も、経験を積むことが克服に1番繋がるため、最初の方は運転の怖さは付きものだと思ったほうがいいでしょう。

車の運転時に抱える「怖い」という気持ちは必要なもの

「なぜ車の運転が怖い」と感じるのかを分析してきましたが、運転への恐怖は最低限必要なものです。

実は、「怖い」という気持ちを乗り越える必要はありません。

恐怖心を事故防止へ活かす具体的な言葉を用いて説明します。

ヒヤリハット

車の運転をしていて、「危ないことが発生したが、幸い事故には至らなかった事象」に出くわすことがあるでしょう。

その時のことを、通称「ヒヤリハット」と呼びます。

「ヒヤッ」としたり、「ハッ」としたりすることが名前の由来です。

このヒヤリハットは、事故防止にはとても役に立ちます。

今まで想定していなかった危険なことを、ヒヤリハットを通して見つけることができます。

実際に、私が経験したヒヤリハットの事例を紹介します。

ヒヤリハットとなった体験談

場所:横断歩道がない且つ歩道上の人通りが多い道路

事象:車を走行中、対向車同士の隙間から人が出てきた→慌てて急ブレーキを踏んで事故には至らなかった。

改善点:①スピードを出しすぎない

    ②対向車線が車で密集しているときは、「人が出てくるかもしれない」ことを前提に運転する

ヒヤリハットは、事故防止にはとても役立つ情報ですが、それでも事故は起こしたくないですよね。

ヒヤリハットがまとめられているサイトがあるので、運転前に一度目を通しましょう!

車の運転時に心がけるべきこと

車の運転に対する恐怖心は必要なものだと、お分かりいただけたかと思います。

恐怖心は最低限持つこと前提で、車の運転時にはさらにどんなことを心がけるとよいのでしょうか。

正直挙げだしたらキリがないですが、私が運転時に特に心がけていることは主に3つです。

  1. スピード
  2. 車間距離
  3. 意思表示(ウィンカー・ハザードランプをこまめに出す)

1つずつ詳しく解説します。

スピード

スピードは、車の運転時に最も重要視すべき点といっても過言ではないでしょう。

走行時はもちろんのこと、一時停止や減速をするときも十分注意しなければなりません。

内閣府によると、交通事故の原因第一位は、「安全運転義務違反」です。

「安全運転義務違反」とは、下記に対する違反のことです。

車両等の運転者は、当該車両等のハンドル、ブレー キその他の装置を確実に操作し、かつ、道路、交通 及び当該車両等の状況に応じ、他人に危害を及ぼさないような速度と方法で運転しなければならない。

道路交通法第70条第1項(安全運転の義務)
スピードに関する主な具体例
  • 漫然運転:速度制限に気付いていない
  • 安全速度違反:制限速度内で運転しているが、交差点や横断歩道などで徐行や一時停止を怠る

スピード調整を怠ることで、引き起こされる交通事故はとても多いです。

裏を返せば、スピード調整をおこなうことで、交通事故を未然に防げるということです。

車の運転時は、まずスピードを出しすぎないことを心がけましょう

車間距離

車間距離も、車を運転するうえではとても重要なポイントです。

距離を保つことで、物理的な余裕が生まれます

主に以下のような行動をとることができ、事故防止につながります。

  • 急に車線変更をする車に遭遇しても、前方を譲ることができる
  • 前の車が急ブレーキをかけても、衝突を防げる

法定速度を考慮しながら、意識的に車間距離をとりましょう。

意思表示(ウィンカー・ハザードランプをこまめに出す)

周りの車に意思を表示することはとても大事です。

ウィンカー・ハザードランプをとにかく活用しましょう。

車の流れがスムーズになり、自分の車がとりたい行動へもメリットをもたらします。

具体的な活用術

ウィンカーの場合(右):信号待ちをしたあと右へ曲がりたいとき、早めに右ウィンカーを出す→信号に向かってくる右車線の車も左車線へ移動させることが可能+右車線上をなるべく右折車のみにすることで、渋滞も比較的防げる。

ハザードランプの場合:駐車したいときに点灯させる→ハザードなしで駐車を始めると、周辺にまだ駐車していない車がある場合、事故につながりかねない。

運転に慣れないときこそ意思表示をすることで、周りの車への配慮につながります。

まとめ

今回は、車の運転が怖いと感じる理由や怖さとの向き合い方についてお伝えしました。

「怖い」と感じることは大事であるということが分かったのではないでしょうか。

怖いという気持ちと向き合いながら、運転経験を積んでいきましょう。

車の運転が上達すると、移動できる距離も長くなり、行動範囲が広がります。

運転でしか味わえない楽しさや新しい景色も見えるようになります。

ぜひ車の運転技術を上達させましょう!!

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